症例ブログ

５０代の女性が腰の不調で来られました。腰が元々弱いそうですが、今までとは違う場所が痛くなり寝ていても氣になるようで数回経験があるぎっくり腰になってしまうかもと心配されていました。整体時にベッドに仰向けに寝ているとしばらくしたら体勢を変えないといけないくらい良くない状態でした。痛みの場所は腸骨と仙骨の関節部あたりに出ていたので仙腸関節がうまく動くように施術を施しました。一週間後来られた時には痛みは解消し安心されていました。仙腸関節はとても大事な役割があるので正常に動くのはとても大切な関節です。不安が解消し仕事に集中できますと喜ばれて良かったです。

正座する時に右ヒザが痛いという７０代の女性が来られました。正座をしてしまえば痛みはないそうですが、曲げる途中が痛いようです。どんな角度で痛みが出るのか確認のために普段通り正座をしてもらいました。そうすると明らかにヒザ関節を捻じる方向にヒザが曲がっています。言葉で説明するのが難しいですがつま先は外側を向いているのにヒザは内側に向かって曲がっています。あまり意識することはないと思いますが簡単に言えばつま先の向いている方向にヒザが曲がっていかなければ太ももの骨とスネの骨が捻じれるのです(厳密には多少角度が変わりながら曲がっていくのが正解です)。その状態で体重がかかっていけばヒザ関節への負担はかかります。そのクセがついてしまうとヒザを曲げる度に毎回関節にストレスがかかるので筋力の低下などある一線を越えると痛みとして現れるのです。整体とともにヒザを曲げる方向を正す運動療法も必要になります。それをお教えし自宅でコツコツ繰り返してもらいます。整体でケアしながらクセを直すことが大切ですね。

４０代の男性が一ヶ月ぶりに来られました。仕事の内容が現場から管理職になったので一日の大半をデスクワークやパソコン作業になっています。また管理職になれば責任も出てきてストレスはかかる一方のようです。管理職になる前は現場作業だったので不調の主訴は腰が多かったです。仕事の内容やストレスのかかり具合によって不調の出方は変わってきますね。今は首や肩のコリ、酷い時は頭痛といった不調です。いつも「首が詰まっている感じがする」と仰います。だいたいの場合、首の生理的湾曲がなくなり真っすぐになってしまっています。これは一般的にストレートネックと呼ばれています。首が緩やかにカーブを描いていることで頭の重さを分散するのですがストレートになると首や肩、背中への筋肉への負担が激増します。整体後はカーブがしっかり復活し「やっぱりやってもらった後は全然違います」と仰います。アドバイスも色々していますが仕事中ずっと姿勢のことを意識するのは難しいですね。コリや頭痛が酷くなってくると良い姿勢がどうだったか分からなくなると嘆いておられました。整体後はいつもスッキリです。

以前股関節の手術をされている女性が定期的に来られています。家庭での仕事も忙しく時々ですが一ヶ月ほどケアに来られない時があります。そんな後に久しぶりに来られると足が重く、買い物に出かけたり階段を上がったりするのがつらいと仰います。それは歩き方を見ればわかるほど表れます。施術後は本当にカラダや足が軽くなるそうでいつもいつも「本当に足が軽いです。全然違う。もうここを出て車に乗る時に実感するんです」と喜んでもらえて和多志も嬉しい限りです。

もうすぐ８０歳になる女性が来られました。８０歳といっても見た目は若々しく１０歳ほど若く見えます。５ヶ月ほど前に足首を捻ってしまい剥離骨折されてからその患部周辺、両ヒザ、右の腰周り、酷い肩こりなど次々と不調が広がっていったと仰います。骨折部はまだ６０から８０％の回復だと医者には言われています。骨折は整体では良くならないとわかっているけど他の所を診てもらいたいと来られたのでした。色んな不調が出てしまい気分も落ち込みがち。発言も「もうダメかも…」とか「治らないのでは」という発言が多かったです。しかし初回、２回目と施術ごとにみるみる気になるところがなくなっていき笑顔がどんどん出てきました。本来はとても明るくておしゃべり好きだったようです。３回目の時には強いて言えば肩こりが少し気になる程度でほぼ回復！今後は剥離骨折の回復を待ちつつ定期的に来所されます。素敵な笑顔が見れて本当に良かったです。

今は痛みが気になるほどではないけれど悪い時期があって今も不安があるからと予防のために定期的に来られている７０代の女性がおられます。体のケアを月に２回されて、あとは自宅でお教えしている転倒予防のための筋トレ運動を毎日されています。以前はふらつきやつま先が床にひっかかり転びそうになることがしばしばあったのですが今はまったくありません。とても自信がついてきておられます。先日来られた時に「主人から最近痩せてきたんじゃないか？スタイルが良くなっている、ワッハッハ」と言われたと嬉しそうに仰っていました。そうなんです、筋量が増えると脂肪燃焼率が上がるので痩せやすい体質になります。転倒予防にと顔晴られていたのがご主人にスタイルが良くなったねと言われて喜んでおられるこの女性がとてもかわいらしく思えました。

もうすぐ８０歳になる女性が右のお尻の痛みのケアに来られました。広い敷地の草取りが苦になるため、３ヶ月ほど前に相当広い範囲に防草シートを張った直後から右の股関節周辺が痛み出し、夜寝ていても痛いし寝返り時も痛い、日中も姿勢によっては立ち止まるほど痛みが出たそうです。病院で検査を受けるも異常はなく痛み止めの薬と湿布薬を処方されています。しかし痛み止めも湿布も効果がなかったようで当センターに来られました。日によって股関節の外側だったりお尻側だったり色々と痛む場所が変わっていたようですが、来られた１週間ほど前からは右のお尻に痛みが集中していました。体は首から足まで凝り固まったように硬くかなり無理をしてこられたことが分かります。筋肉の張りや凝り、骨盤や股関節の歪み(左右差)を整えることを重点的に週に１回で１ヶ月半の７回の整体で痛みが無くなりました。安心して熟睡できるようになり以前より快適に過ごせると喜んでおられます。作業を早く済ませたいことはわかりますがペース配分をしっかりやってもらいたいですね。良くなってよかったです。

５０代の女性が股関節のケアに来られました。臼蓋形成不全という診断を受けていて手術も勧められています。しかしご本人はどうしても手術は回避したいと毎月来られているのです。現在は結果も良好で仕事もしっかりされています。一時は右脚のつけ根を常に叩いて紛らわさないといけない状態でした。その方が今回は後頭部が痛いと仰います。触れると首や肩そして背中がガチガチに凝っていました。股関節と上半身の凝りを中心に施術して終了。そして先日来られたので頭痛の具合がどうたったかお聞きしたところ家に着く頃には頭痛は無くなっていて今聞かれるまでそのことをすっかり忘れていたとのこと。「あんなに即効性があるのですねぇ。頭痛の事言って良かったです。まさかあんなにすぐ良くなるなんて不思議でした」と喜ばれました。